カローラクロスへのパドルシフト後付けは以前に動画でご紹介させていただきましたが
ブログでは書いていなかったので書きます!
長くなるので覚悟してください(^_^)
クルマからステアリングを外して、スイッチなどを外し
この辺は割愛しますね、背面のカバーを外します。
赤枠の辺りにパドルスイッチを埋め込むイメージです。
埋め込むのは純正のパドルスイッチです。
クラウンなどで使われている品番です。固定も純正ビス。
カバーの裏側にはガイドらしきものが
ガイド内にスイッチを収めるようなイメージでカットします。
最初はおおまかにカットすればOK、注意点は切りすぎない事くらいでしょうか。
試しにスイッチをあてがってみますが
まだまだ切った枠のほうが小さいのが分かります。
ここで、ステアリング側へカバーを戻します。
ステアリングのビス穴と、スイッチのビス穴をピッタリ合わせる必要があるので
ビス穴の位置を見ながら加工していきます。
ここからはマスキングテープを使っておおむね垂直ラインを引き
それに沿って、超音波カッターで薄く削いでいく作業を
スイッチがすっぽり入るまで繰り返していきます。
マスキングに沿って削いだ場所、まだ削いでいないところの違いが分かるでしょうか。
削いでいないところに緑線を書いてみます。
まだ入らないですね。
これを繰り返していくだけです。
先ほど貼ったマスキングから、少しずらしてマスキングを貼ります。
切ったところから、内側のガイドを指で触って、位置を確認しながら進めます。
このマスキングの段差分を削いでいきます。
削いだとこ、削いでいないところ
もう認識いただけるかなと思います。
赤線がまだ削いでないところ、緑線が削いだところ。
これを繰り返していくと、あるところでスポッと入ります。
この時点では長い面のみ意識してカットしています。
入ったのは良いのですが、スイッチが後方へ突出しました。
これではコラムカバーに干渉します。
緑線の辺りまでに収めないといけません。
ということで、このままでは物理的に入りませんので
スイッチ側も加工していきます。
スイッチ側のカットは少しずつ行い
突出具合、ネジ穴との関係を見ながら進める事になりますが
この辺りは80ハリアーのパドルシフト移植などでたくさん経験していますので
おおむね見ればどの程度切れば良いか分かります。
ピッタリ (・∀・)♪
バッチリ (・∀・)v
カローラクロスのステアリング背面カバー(名称わかりませんw)と
骨組みの位置関係が水平ではない事が分かりました。
それにより、一部分は1.5mmほど浮いたように見えますが
ネジでピッタリ固定してこれなので妥協点ですね。
5mmぐらい突出してくると干渉するかもしれませんが
これなら問題ありません。
という事で、この作業を左右すれば完成になります!
ステアリング内のハーネスも純正流用できます。
という事で、どこに需要があるのか分からないですが加工方法を公開してみました。
少しでも楽しんでいただけたなら嬉しいです。
動画でもご紹介していますのでお時間ありましたらどうぞ! ↓
カローラクロス カスタムメニュー
https://www.e-onestop.jp/corollacrosscustommenu.html