今日はLEDテール製作について
かなり基本的な作業の流れをご紹介します。
加工というものは 「こうしなきゃいけない」 など
自ら可能性を無くしていくことはナンセンスと考えていますので
いまから書くことが絶対ではありません。
加工に固定概念は必要ないのです。
ナンセンスという言葉自体ナンセンスですけどね笑
ということで
「球屋の基本的なやり方」というくくりで見ていただき
参考になれば幸いです(v^ー°)
– STEP 1 –
LEDテールを作る際、基本的には今回のように基板を土台として使います。
その基板をカットするため、まずは厚紙やプラ板などで型取りを行いますが
いきなりの最重要ポイントです^^;
ここで精度がでる、でないで
きれいな加工になるか否かが決まります。
今回はさほど難しくない形状(構造)のため、比較的精度が出しやすいですが
なかにはこうして表からアクセスできない構造のテールや
細部まで詰めれない構造もありますので一概には言えませんが
まずここで完成度が70パーセント決まると思ってください。
下の画像のような加工の場合は
今回の作業とは全く異なる方法になりますが長くなるので今回は省きます
STEP1で使用しているもの
・厚紙 もしくはプラ板 ・よく切れるはさみ
– STEP 2 –
そして型が取れたら、基板に写し
型と同じ形状の基板を作りますが、基板といっても色々なものが出ていると思います。
加工部分が平面であれば、俗に言います曲がる基板を使う必要はありませんが
大陸製の安い基板は半田のノリが悪いので使わないほうが良いです。
ピッチが正確でない、など基板として機能していません。
と言って宣伝しているわけでもありませんが
安くしたい を1番に考えないようにしたほうがいいですね。
さほど難しい構造ではないので、すでになかなか良い精度ですね。
この時点で、次の工程を考えて基板を削りだします。
あまりにもきつすぎると、端にシートを巻き込むことができませんので
ほんの少しだけ空かしておくとGOODです。
内装などの加工で、レザーを貼るイメージですかね
余白を裏へ巻き込む。ということです。
まぁここも構造によってできない、しない場合もありますが
そこは経験を積んでいただければと。 (めんどくさがってませんよ笑)
下にリンクを貼っておきますが、うちの基板はハサミで切れますが
微調整はベルトサンダーがベストです。
特にアール部分などははさみではキレイにしきれないと思います。
ベルトサンダーを用意できない場合は
紙やすりなどで地道に削りましょう。
この工程を怠ると、あとでやり直しができませんので後悔のないように。
基板を正確に作れたあとは、この時点でLEDを配置しても
レンズに干渉しないか、イメージだけでも持っていてください。
※下で詳しく書きます
STEP2で使用しているもの
・LED加工用基板 ・よく切れるはさみ ・ベルトサンダー(あれば最高) ・紙やすり
– STEP 3 –
次はLEDの配列を決めていきます。
ここは好みを最大限にだせるところですので
LEDをできるだけたくさん入れるのも良し
下の写真のように好きなカタチにデザインしても良しです。
LEDの配置が決まり、次は裏面にマーキングしていきます。
こんな感じでマーキングすると、LEDの足にも付いてしまいますが
そうなると半田の付きが悪くなるので、配列を決める専用のLEDを使います。
ここで時間がかかっても問題ない場合は
LEDの足に付かないようにマーキングしてもいいと思いますが
うちは効率化を追及しているのでこのようにしています。
STEP3で使用しているもの
・広角LED ・マジック
– STEP 4 –
配列が決まりましたら、一度基板を配置してみることをお勧めします。
裏に出ているLEDの足が邪魔して入らない場合は折ります。
※だから安いLEDでよいのです
何故こうするかといいますと、この状態でレンズを組むと
LEDとレンズが干渉してしまう場合が出てきます。
半田付けなど全て完了したあとに、レンズに干渉することが分かると
もう作りたくなくなると思います (´Д`。)
めんどくさくてもやっておきましょう。
もし、この時点で干渉してしまう場合
・基板を小さくして、もう少し後方へ設置できるか
・砲弾LEDではなく、帽子LEDを使って解決できるか
この2択で解決できないか考えて見ましょう。
物理的な問題は、物理的にしか解決しません。
LEDがレンズにあたってしまうなら
あたらないように何ができるか。 これは臨機応変です。
ひとまずはSTEP4まで書いてみましたが
全部書くと長くなりすぎるので、また後日STEP5から書きますねぇ
お楽しみに(v^ー°)
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